一般社団法人 環太平洋アジア交流協会
Society for Asia Pacific Affairs

　2024年1月23日、衆議院第二議員会館にて第21回SAPAシンポジウムを開催し、泉裕康（公益財団法人日本台湾交流協会 ​前台北事務所代表）氏による「台湾情勢について」の講演をおこないました。

　先日（13日）行われた総統選挙の結果を受け、台湾はどこへ向かうのか、東アジアの国際情勢はどう変化するのか、講演は示唆に富む内容となりました。また、台湾は能登半島地震で被災された方々へ義援金15億円（22日現在25億円）をいち早く寄せてくれました。このように日本は親日的な友人がおり、台湾は手をとりあう国際社会の一員であることを示してくれました。最後に泉氏は台湾がCPTPPに加盟でききるよう支援していくべきであるとし、いま日本ができる最も大切なことであると主張されました。

　当日、使われたレジュメは会員ページに掲載しました（初回ログイン設定が必要）。

​

講師略歴 泉 裕泰
昭和 56 年 4 月 外務省入省
平成 13 年 4 月 総合外交政策局国際社会協力部 人権人道課長
平成 15 年 4 月 大臣官房 在外公館課長
平成 16 年 4 月 アジア大洋州局 中国課長
平成 18 年 8 月 在中華人民共和国日本国大使館 公使
平成 22 年 7 月 在上海日本国総領事館 総領事
平成 25 年 7 月 特命全権公使アメリカ合衆国日本国大使館在勤
平成 28 年 4 月 外務省研修所長
平成 29 年 8 月 特命全権大使バングラデシュ国駐箚
令和元年 10 月 日本台湾交流協会台北事務所代表
（いずみ ひろやす）