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第17回SAPAシンポジウム
「日本の外交について」

薗浦 健太郎(衆議院議員・自由民主党副幹事長兼国際局長代理)

 11月22日(2022年)、衆議院第二議員会館にて薗浦健太郎(衆議院議員・自由民主党副幹事長)による「日本の外交について」の講演を行いました。主なポイントは次の通り。

  1. 米下院では中国に関する特別委員会を設置することが合意された。これは米下院がFBIなどの捜査機関と連携して、中国系の多国籍企業に対処するものになる。

  2. 中間選挙の結果は、軍出身の議員が増えたのが特徴。米議会では共通体験を持つ議員による超党派の合意が核になり、今後は軍出身議員が事に当たることが多くなる。

  3. 日韓関係について乗り越えるべき課題は残っており、まだマイナスの状態にある。とりあえず対話ができるところまでは達成した。

  4. 習近平国家主席が10月16日に行った中央委員会報告で「常態化」という言葉を使った。中国の軍を常時海外展開させると宣言した。

  5. 日中首脳会談の期間中、中国は尖閣諸島の接続水域に76㎜砲を搭載させた中国海警局の船を派遣した。

 戦狼外交を展開する中国には、どのようにあたっていくべきか。本日の講演は日本として今後の外交のあり方を示唆してくれました。

なお、議事録は非公開とさせていただきます。ご了承ください。

  • 戦狼外交(せんろうがいこう、英語: Wolf warrior diplomacy)とは、21世紀に中華人民共和国の外交官が採用したとされる攻撃的な外交スタイルを指す。 この用語は、中国のランボー風のアクション映画『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』からの造語。

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